週末や休日の夜、「Amazonプライム・ビデオで面白い映画を観たいな」と思って作品を探し始めたものの、どれがいいか迷ってしまい、気づいたら時間だけが過ぎていた…なんて経験はありませんか?
せっかくの貴重な2時間を使うなら、絶対にハズレは引きたくないですよね。
今回は、そんなあなたにぴったりな「2020年代に公開された心理サスペンス映画」の傑作を10作品厳選しました。
この記事では、物語の面白さを100%味わっていただくために、核心に触れるようなネタバレは一切なしでご紹介します!
どれも予測不能な展開とヒリヒリするような心理戦が楽しめる名作ばかりなので、ぜひお気に入りの一作を見つけてみてくださいね。
あらすじや作品情報など、正確な情報を記載するように注意しておりますが、何分個人で運営しているため、誤りや見落としがあるかもしれません。(特に上映時間は調べる先で1~2分違うので。)
記事は、わたし個人の感想からきているものです。あらゆる基準がわたしの主観的な判断のよるものなので、ご了承の上、読んでいただけると幸いです。
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1. プロミシング・ヤング・ウーマン
作品情報とあらすじ
- 公開年:2020年
- 監督:エメラルド・フェネル
- 主なキャスト:キャリー・マリガン、ボー・バーナム
- 上映時間:113分
- 評価:IMDb 7.5/10 | Rotten Tomatoes 90%
【あらすじ】
明るい未来を約束されていたはずの医学生キャシーは、ある悲劇的な事件をきっかけに大学を中退し、カフェの店員として平凡な日々を送っていました。
しかし、夜になると彼女は全く別の顔を見せ、バーで泥酔したふりをして近づいてくる男たちに独自の「制裁」を加えていくという秘密の生活を続けていた。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
ポップでカラフルな映像美と、社会の闇を鋭く突くダークなテーマのギャップが魅力的。
【深掘りポイント】
本作の最大の魅力は、主人公キャシーの底知れぬ二面性と、その裏に隠された切実な痛みにあります!
昼間はカフェで働く平凡な女性が、夜になると全く別の顔を見せるという設定自体が非常にスリリングですが、彼女の行動原理が徐々に紐解かれていくプロセスは見事の一言です。
カラフルでポップな映像美や、誰もが知るヒットソングを用いた軽快なサウンドトラックとは裏腹に、物語が内包するテーマは極めて重厚かつ現代的。
観客は彼女の復讐劇に胸をすくような爽快感を覚えつつも、同時に「正義とは何か」という深い問いを突きつけられます。
巧みな脚本とキャリー・マリガンの圧巻の演技が融合し、サスペンスとしての完成度を極限まで高めています。
2. ナイトメア・アリー
作品情報とあらすじ
- 公開年:2021年
- 監督:ギレルモ・デル・トロ
- 主なキャスト:ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット
- 上映時間:150分
- 評価:IMDb 7.0/10 | Rotten Tomatoes 80%
【あらすじ】
1930年代のアメリカ。
過去から逃げるようにカーニバルの見世物小屋に流れ着いた青年スタンは、読心術の技術を身につけ、やがて一流のショーマンとして成功を収めます。
しかし、謎めいた女性精神科医との出会いが、彼の運命を大きく狂わせていくことになります。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
華やかなショービジネスの裏に潜む人間の欲望と転落を、圧倒的な映像美で描き出しているからです。
【深掘りポイント】
ギレルモ・デル・トロ監督ならではの、妖しくも美しい世界観が画面いっぱいに広がる極上のサスペンスです!
主人公スタンが野心と欲望の赴くままに上り詰めていく姿は、危うさと同時に不思議な魅力に満ちていて、思わず彼から目が離せなくなってしまいます。
さらに素晴らしいのが、ケイト・ブランシェット演じる精神科医の存在感。
スタンとの間で繰り広げられる、言葉を使った高度な心理戦は息を呑むほどの緊張感があります。
騙し、騙される関係性の中で、「本当の怪物は誰なのか?」という問いが観る者の心に静かに響き渡る構造は秀逸。
人間の弱さや傲慢さを丁寧に描き出し、レトロな雰囲気の中で展開される泥臭い人間ドラマは、大人の映画ファンにこそ深く刺さる一本になっています!
3. ザ・メニュー
作品情報とあらすじ
- 公開年:2022年
- 監督:マーク・マイロッド
- 主なキャスト:レイフ・ファインズ、アニャ・テイラー=ジョイ
- 上映時間:107分
- 評価:IMDb 7.2/10 | Rotten Tomatoes 88%
【あらすじ】
孤島にある予約困難な超高級レストラン「ホーソン」にやってきた一組のカップル。
天才シェフが提供する究極のフルコース料理に胸を躍らせるゲストたちでしたが、そのメニューには思いもよらない「サプライズ」が隠されていました。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
「食」をテーマにした密室劇というユニークな設定と、ブラックユーモアのバランスが絶妙だからです。
【深掘りポイント】
この映画の面白さは、なんといっても「孤島の高級レストラン」という逃げ場のない閉鎖空間で繰り広げられる、異常なフルコースの体験にあります!
天才シェフが提供する美しくも不気味な料理の数々と、それに翻弄される富裕層のゲストたちの姿が、最高の緊張感を生み出しているんですよね。
最初はただの豪華なディナーに見えるのに、コースが進むにつれて「何かがおかしい…」という違和感が確信に変わっていく過程は鳥肌モノです。
キャラクターそれぞれの思惑や隠された過去が少しずつ明かされていく群像劇としての側面も魅力的。
サスペンス特有のヒリヒリ感がありながらも、どこか皮肉の効いたブラックユーモアが散りばめられていて、最後まで全く飽きずに楽しめる作品になっています。
4. ドント・ウォーリー・ダーリン
作品情報とあらすじ
- 公開年:2022年
- 監督:オリヴィア・ワイルド
- 主なキャスト:フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ
- 上映時間:122分
- 評価:IMDb 6.3/10 | Rotten Tomatoes 38%
【あらすじ】
砂漠に作られた完璧で美しいユートピア「ビクトリー」で、愛する夫と理想的な生活を送るアリス。
しかし、隣人の異常な行動をきっかけに、この完璧な街の存在意義と、夫たちが携わる「極秘プロジェクト」に疑問を抱き始めます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
完璧すぎる日常が徐々に崩壊していく様が、視覚的にも心理的にも恐ろしく引き込まれるからです。
【深掘りポイント】
1950年代のアメリカを思わせる、色鮮やかでファッショナブルな世界観がまず目を引きますが、その「完璧すぎる美しさ」こそが最大の不気味さを演出しているという構成が見事です!
毎日同じように繰り返される優雅なルーティンの中で、主人公アリスだけが次第に違和感に気づいていく孤独と焦燥感が、フローレンス・ピューの素晴らしい演技によってリアルに伝わってきます。
「見えている世界は本当に真実なのか?」という疑心暗鬼が徐々に膨れ上がり、周囲の誰も信じられなくなっていく展開は、まさに心理サスペンスの王道と言えます。
映像の細部に隠されたメタファーや、美しい音楽の裏で鳴り響く不穏な効果音など、五感で違和感を感じ取れるように作り込まれた、非常に没入感の高い映画です!
5. TAR/ター
作品情報とあらすじ
- 公開年:2022年
- 監督:トッド・フィールド
- 主なキャスト:ケイト・ブランシェット、ノエミ・メルラン
- 上映時間:158分
- 評価:IMDb 7.4/10 | Rotten Tomatoes 91%
【あらすじ】
ドイツの有名オーケストラで、女性として初となる首席指揮者に任命された天才音楽家リディア・ター。
輝かしいキャリアの頂点に立つ彼女でしたが、新曲の録音やプレッシャーの中、周囲の人間関係や過去の出来事が彼女の精神を少しずつ蝕んでいきます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
一人の天才が重圧と自身の人間性によって崩壊していく過程を、ドキュメンタリーのようなリアルさで描いているからです。
【深掘りポイント】
ケイト・ブランシェットが憑依したかのように演じる主人公ターの圧倒的なカリスマ性と、その裏に潜む人間的な欠陥のコントラストが信じられないほど見事な作品です!
クラシック音楽の優雅な世界を舞台にしていますが、描かれているのは権力、エゴ、そしてキャンセルカルチャーといった非常に現代的でヒリヒリするテーマ。
彼女の精神状態が不安定になるにつれて、画面全体に漂う緊張感がジリジリと高まっていき、観ているこちらまで息苦しくなるような没入感があります。
何が現実で何が彼女の幻覚なのか、境界線が曖昧になっていく演出手法は心理サスペンスとして一級品。
細かな視線や言葉の端々に隠された意味を深読みしたくなる、知的で重厚な映画体験を求めている方に強くおすすめしたい傑作です!
6. ラストナイト・イン・ソーホー
作品情報とあらすじ
- 公開年:2021年
- 監督:エドガー・ライト
- 主なキャスト:トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ
- 上映時間:116分
- 評価:IMDb 7.1/10 | Rotten Tomatoes 75%
【あらすじ】
ファッションデザイナーを夢見てロンドンにやってきた現代の学生エロイーズは、夢の中で1960年代のロンドンにタイムリープし、魅力的な歌手サンディとシンクロするようになります。
夢の体験に熱中するエロイーズでしたが、やがて過去の恐ろしい事件の幻影が現実世界にも侵食し始めます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
タイムリープとサイコスリラーが融合した、全く新しい映像体験が楽しめるからです。
【深掘りポイント】
エドガー・ライト監督の持ち味である、音楽と映像が完璧にシンクロしたスタイリッシュな演出が冴え渡る一本です!
最初は憧れの1960年代を疑似体験できるキラキラした青春映画のように始まりますが、そこから徐々に背筋が凍るようなサスペンスへと変貌していくグラデーションが本当に見事。
鏡を使ったトリッキーなカメラワークや、ネオンの光が織りなす幻想的な映像美が、主人公の心理的な混乱を視覚的に表現していて引き込まれます。
過去の事件の真相を探るミステリー要素と、主人公が精神的に追い詰められていくスリラー要素が絡み合い、「過去を美化することの危うさ」というテーマを提示している点も非常に奥深いですね。
お洒落でありながらもしっかりと怖い、独特の魅力を持った作品です!
7. スピーク・ノー・イーブル 異常な家族
作品情報とあらすじ
- 公開年:2022年
- 監督:クリスチャン・タフドルップ
- 主なキャスト:モルテン・ブリアン、シセル・シーム・ボッビ
- 上映時間:97分
- 評価:IMDb 6.6/10 | Rotten Tomatoes 84%
【あらすじ】
休暇中に出会ったオランダ人家族と意気投合したデンマーク人家族。
数ヶ月後、オランダの田舎町にある彼らの家に招待され、週末を一緒に過ごすことになります。
しかし、些細な文化の違いやホスト側の違和感のある行動が、少しずつゲスト側の心をざわつかせていきます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
日常の「ちょっとした気まずさ」が、とんでもない恐怖へと繋がっていく心理描写が秀逸だからです。
【深掘りポイント】
「相手に気を遣いすぎてNOと言えない」という、誰しもが共感できる日常的な心理を逆手に取った、非常に恐ろしいサスペンスです!
明確な暴力や幽霊が出てくるわけではなく、あくまで「善意の押し付け」や「空気を読まない行動」という些細な違和感が積み重なっていくことで、ジワジワと真綿で首を絞められるような息苦しさを感じさせます。
観ている間、「なぜそこで怒らないの!」「早く帰ればいいのに!」と主人公たちにもどかしさを感じてしまうほど、人間関係のリアルな力学が描かれています。
社会的な礼儀や常識が、いかに人を縛り付け、時には危険な状況に陥れる罠になり得るかを描き出した構造は、非常に知的で意地悪。
人間の弱さを徹底的にえぐり出す、忘れられないトラウマ級の傑作です!
8. ロスト・ドーター
作品情報とあらすじ
- 公開年:2021年
- 監督:マギー・ギレンホール
- 主なキャスト:オリヴィア・コールマン、ダコタ・ジョンソン
- 上映時間:121分
- 評価:IMDb 6.7/10 | Rotten Tomatoes 93%
【あらすじ】
ギリシャの海辺の町へ一人でバカンスに訪れた大学教授のレダ。
彼女はビーチで見かけた若い母親ニーナと彼女の娘の姿に、なぜか強く心を奪われます。
彼らを観察するうち、レダは自身が若い頃に経験した母親としての苦悩や過去の記憶に引き戻されていきます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
「母親であること」の複雑な感情と、一人の女性の秘められた内面をミステリアスに描いているからです。
【深掘りポイント】
派手な殺人事件やアクションは一切起きないのに、主人公の心の奥底に潜む「触れてはいけない部分」に少しずつ足を踏み入れていくような、極めて上質な心理サスペンスです!
主人公レダの行動は時に理解しがたく、突飛に見えることもありますが、オリヴィア・コールマンの繊細でリアルな演技によって、彼女の抱える罪悪感や葛藤が痛いほど伝わってきます。
現在と過去の記憶がシームレスに交差しながら、彼女がなぜそこまで若い母親に執着するのか、その心理的背景がパズルのように組み上がっていく脚本は見事。
母親という役割に対する社会からのプレッシャーや、女性自身のアイデンティティの揺らぎというテーマを深く掘り下げており、観る人の立場によって全く異なる感情を呼び起こす、余韻の深い作品です!
9. ほつれる
作品情報とあらすじ
- 公開年:2023年
- 監督:加藤拓也
- 主なキャスト:門脇麦、田村健太郎
- 上映時間:84分
- 評価:国内映画レビューサイト等で高評価
【あらすじ】
夫との関係が冷え切っている綿子は、別の男性と頻繁に会うことで心の隙間を埋めていました。
しかし、その関係は突然の悲劇によって終わりを迎えます。
誰にも言えない秘密を抱えたまま、日常を取り繕おうとする綿子でしたが、平穏な日々は少しずつ「ほつれ」を見せ始めます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
日本の現代社会を舞台に、取り繕った日常が内側から崩壊していく様をリアルかつスリリングに描いているからです。
【深掘りポイント】
演劇界で高く評価される加藤拓也監督による、会話の「間」や「視線」のやり取りだけで異常な緊張感を生み出す、日本屈指の心理サスペンスです!
主人公が決定的な嘘をついているわけではないのに、日常のふとした会話の中で「ごまかし」が積み重なり、周囲との関係性が静かに狂っていく様子が恐ろしくリアル。
セリフの裏に隠された登場人物たちの本音や探り合いが、まるで密室劇を見ているかのような息苦しさを生んでいます。
門脇麦の感情を押し殺したような静かな演技が、物語の不穏さをより一層引き立てていて素晴らしいです。
派手な展開はないものの、人間の心の複雑さや、一度生じた関係性のヒビが修復不可能になっていく過程を鋭く観察した、邦画ならではの非常にヒリヒリとする名作です!
10. ノック 終末の訪問者
作品情報とあらすじ
- 公開年:2023年
- 監督:M・ナイト・シャマラン
- 主なキャスト:デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ
- 上映時間:100分
- 評価:IMDb 6.1/10 | Rotten Tomatoes 67%
【あらすじ】
森の奥深くにある山小屋で穏やかな休日を過ごしていた家族の前に、突如として謎の男女4人組が現れます。
彼らは家族を拘束し、「世界を救うために、家族の中から犠牲者を一人選べ」という信じがたい要求を突きつけます。
おすすめの理由と深掘りポイント
【なぜおすすめなのか】
究極の選択を迫られる極限状態の中で、信念と疑念が揺れ動く緊迫感が最後まで持続するからです。
【深掘りポイント】
「世界の終末か、愛する家族の命か」という、荒唐無稽とも思える究極のトロッコ問題を見事に密室スリラーに昇華させた、シャマラン監督の手腕が光る作品です!
訪問者たちが狂信的なカルト集団なのか、それとも本当に彼らの言葉が真実なのか、観客も主人公たちと同じように極限の疑心暗鬼に陥るように作られたストーリー構造が秀逸。
特に、デイヴ・バウティスタ演じる訪問者のリーダーが、暴力的な見た目とは裏腹に理性的で優しげな口調で語りかけてくる不気味さが、サスペンスとしての緊張感を最大限に高めています。
限られた空間と少ない登場人物だけで、世界規模の危機を感じさせる演出力は見事で、最後までどちらに転ぶか分からない予測不能な心理戦を存分に楽しめる、スリリングな100分間になっていますよ!
まとめ:極上のサスペンス体験で充実した映画時間を!
いかがでしたか?
今回はAmazonプライム・ビデオで楽しめる、2020年代の心理サスペンス映画を10作品ご紹介しました。
どれも人間の複雑な感情や、日常に潜む狂気を巧みに描いた見応えのある作品ばかりです。
ネタバレなしでご紹介したので、実際に観たときの衝撃はあなたの想像を超えてくるはずですよ!
休日のまとまった時間や、一息つきたい夜に、ぜひ温かい飲み物を用意して映画の世界にどっぷりと浸ってみてくださいね。
きっと「観てよかった!」と思える充実した2時間になるはずです。
次に観る映画が決まったら、さっそくアマプラを立ち上げて、極上のサスペンス体験をお楽しみください!
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