「今日は何を観ようかな」とAmazonプライム・ビデオのラインナップを眺めていて、ふと目に留まった『リボルバー・リリー』というタイトル。
綾瀬はるか主演のアクション映画らしいけれど、本当に面白いのか?
貴重な2時間を費やす価値があるのか?そんなふうに迷っている方も多いのではないでしょうか。
ハズレを引いた時のあの切ない気持ち、痛いほど分かります。
特に日本のアクション映画というと、どうしてもハリウッドと比較して不安を感じる人もいるかもしれません。
でも、安心してください。
この作品は単なるドンパチ映画ではありません。
大正時代の美しい装いと、泥臭いまでの生存本能が交錯する、非常にエモーショナルな体験ができる作品です。
この記事では、物語の核心や結末には一切触れず、あなたがこの映画を再生ボタンを押すべきかどうか、判断するための材料を「雰囲気」や「熱量」を中心にお伝えします。
まずは、基本的な作品情報をチェックしておきましょう。
- 主演:綾瀬はるか(小曾根百合 役)
- 主な共演者:長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)
- 上映時間:約139分
あらすじや作品情報など、正確な情報を記載するように注意しておりますが、何分個人で運営しているため、誤りや見落としがあるかもしれません。(特に上映時間は調べる先で1~2分違うので約〇〇分としています。)記事は、わたし個人の感想からきているものです。あらゆる基準がわたしの主観的な判断のよるものなので、ご了承の上、読んでいただけると幸いです。
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映画リボルバー・リリーが描く美学と熱量

この映画を再生し始めた瞬間、あなたは現代の日本から切り離され、濃密な「大正末期」の東京へと誘われます。
そこにあるのは、きらびやかなモダンガール・モダンボーイが闊歩する華やかさと、軍部の足音が忍び寄る不穏な空気が混ざり合った独特の世界観です。
Amazonプライム・ビデオで配信されている数ある作品の中でも、本作が持つ「画の強さ」は頭一つ抜けています。
単にストーリーを追うだけでなく、その空間に身を置くこと自体に快感を覚えるような、リッチな映画体験が待っています。(参照:映画.com リボルバー・リリー : 作品情報)
綾瀬はるかが見せる新境地のアクション
主演の綾瀬はるかさんといえば、透明感のある演技やコメディエンヌとしての才能が印象的ですが、本作ではそのイメージを良い意味で裏切ってくれます。
彼女が演じるのは「史上最強のダークヒロイン」。
しかし、いわゆるスーパーヒーローのような無敵感とは少し違います。
彼女のアクションには「痛み」があります。
華麗なドレスを身にまといながらも、土にまみれ、血を流し、それでも立ち上がる。
その姿は痛々しくも、とてつもなく美しいのです。
身体能力の高さは折り紙付きの彼女ですが、本作では単なる運動神経の披露にとどまらず、引き金を引く瞬間の呼吸や、敵を見据える視線の鋭さにまで、キャラクターの背負った過去が滲み出ているように感じられます。
「強い女性」という言葉だけでは片付けられない、哀愁と覚悟を秘めた立ち回りは、アクション映画ファンでなくとも思わず息を呑むことでしょう。
行定勲監督が切り取る大正の空気感
本作のメガホンを取ったのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』や『パレード』などで知られる行定勲監督です。
恋愛映画や人間ドラマの名手として知られる彼が、ハードボイルドなアクション大作を手掛けるとどうなるのか。
その化学反応こそが、本作の大きな見どころの一つです。
通常、アクション映画ではスピード感や爽快感が重視されがちですが、行定監督はそこに「叙情性」を持ち込みました。
霧が立ち込める帝都の風景や、雨に濡れた石畳、そして登場人物たちの揺れ動く感情を丁寧にすくい取る演出は、アクションシーンであってもどこか詩的な余韻を残します。
激しい銃撃戦の中にも、ふとした瞬間に訪れる静寂や、登場人物たちの言葉にならない想いが交差する瞬間があり、ドラマとしての深みを感じさせてくれます。
ただ敵を倒していくだけのゲーム的な展開が苦手な方でも、物語の世界に深く入り込めるはずです。
脇を固める豪華キャストの怪演
主演を取り巻くキャスト陣も非常に個性的で、それぞれが画面の中で強烈な存在感を放っています。
長谷川博己さんは、飄々としていながらも底知れない知性を感じさせる役どころで、物語に大人の色気と安定感をもたらしています。
彼が登場するだけで画面が引き締まるのはさすがと言えるでしょう。
また、特筆すべきはシシド・カフカさんの存在感です。
彼女の持つ鋭いビジュアルと佇まいは、このハードボイルドな世界観に驚くほどマッチしており、言葉少なな演技の中に強い意志を感じさせます。
さらに、若手実力派の清水尋也さんやジェシーさんが見せる、狂気を孕んだ演技も見逃せません。
彼らが醸し出す「話が通じない相手」としての不気味さが、主人公たちの緊張感を極限まで高めています。
誰が味方で誰が敵なのか、俳優たちの腹の探り合いのような演技合戦も見応え十分です。
リボルバー・リリーで浸る非日常の映像世界

週末の夜や休日のひととき、現実を忘れて映画の世界に没頭したいなら、本作は最適な選択肢の一つです。
ストーリーの面白さもさることながら、視覚と聴覚を刺激する要素がふんだんに盛り込まれているからです。
衣装と美術が織りなすモダンな色彩
映画の冒頭から目を奪われるのが、その圧倒的なビジュアルの美しさです。
特に衣装デザインへのこだわりは凄まじく、綾瀬はるかさんが劇中で着用する数々のドレスや着物は、どれも溜息が出るほどの美しさ。
大正ロマンを感じさせるレトロなデザインに現代的なエッセンスが加えられており、ファッションとして見ているだけでも楽しめます。
美術セットも細部まで作り込まれており、当時の東京の歓楽街や、重厚な洋館の内装など、どこを切り取っても絵になります。
照明の使い方にもこだわりが感じられ、暗闇と光のコントラストが、登場人物たちの心情を映し出すように機能しています。
この映像美は、小さなスマホの画面よりも、できればテレビなどの大きな画面で堪能していただきたいポイントです。
2時間没入できる重厚なサスペンス
物語の構造は「少年を守りながら目的地を目指す」というシンプルなものですが、そこにスパイ戦や陸軍の陰謀といった要素が絡み合い、最後まで緊張感が途切れません。
「次はどうなるんだ?」というハラハラ感と、謎が少しずつ解明されていくミステリーの要素がバランスよく配置されています。
派手な爆発や銃撃戦の裏で、静かに進行する心理戦。
アクション映画としてのカタルシスと、サスペンス映画としての知的な興奮の両方を味わえるため、飽きることなく2時間があっという間に過ぎていくでしょう。
映画リボルバー・リリーを見るべき人
最後に、この映画がどんな人におすすめなのかをまとめておきます。
もし以下の項目に一つでも当てはまるなら、今すぐAmazonプライム・ビデオで再生することをおすすめします。
- 強い女性が運命に立ち向かう姿に胸を熱くしたい人
- 大正ロマンやレトロモダンなファッション・世界観が好きな人
- 単なるアクションだけでなく、映像美や役者の演技も重視したい人
- 現実を忘れて、独特な雰囲気のある世界にどっぷりと浸かりたい人
『リボルバー・リリー』は、観る者の感情を揺さぶる力を持った作品です。
ハズレを恐れずに、ぜひその扉を開いてみてください。
きっと、忘れられない映画体験の一つになるはずです。
記事は投稿した当時、amazonプライムビデオで配信されていたものです。
現在配信されているか最新の状況は、必ずamazonプライムビデオサイトにてご確認をお願いします。
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