ネタバレなし!映画『七つの会議』極上の企業ミステリー

七つの会議 ミステリー

毎日会社に行くだけで、なんだか疲れてしまうことってありませんか?

「今の仕事は本当に正しいのか」「組織の論理に飲み込まれていないか」。

そんなふとした疑問を抱えているあなたに、今夜どうしてもおすすめしたい映画があります。

今回ご紹介するのは、Amazonプライム・ビデオでも配信されている話題作。

企業の闇を鋭くえぐり出しながらも、極上のエンターテインメントとして昇華された傑作ミステリーです。

管理人のポップも、最初は「仕事で疲れているのに、休みの日にまた会社の映画を見るのもなぁ……」なんて思っていました。

でも、見始めたら最後。

その圧倒的な熱量と、二転三転する展開に釘付けになり、気づけば画面の前で拳を握りしめていたんです。

明日からの仕事への向き合い方が、少し変わるかもしれませんよ。

【作品の基本情報】

  • 主演:野村萬斎
  • 主な共演者:香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、木下ほうか、吉田羊、土屋太鳳、小泉孝太郎、溝端淳平、春風亭昇太、立川談春、勝村政信、世良公則、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也
  • 監督:福澤克雄
  • 上映時間:約118分

あらすじや作品情報など、正確な情報を記載するように注意しておりますが、何分個人で運営しているため、誤りや見落としがあるかもしれません。(特に上映時間は調べる先で1~2分違うので約〇〇分としています。)記事は、わたし個人の感想からきているものです。あらゆる基準がわたしの主観的な判断のよるものなので、ご了承の上、読んでいただけると幸いです。

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映画『七つの会議』が描く企業という戦場

映画を観る

この作品を一言で表すなら、「サラリーマンによる、サラリーマンのための合戦絵巻」です。

スーツを着た男たちが、会議室という名の戦場で、言葉とプライドを武器に戦う姿は、時代劇さながらの迫力があります。

舞台は、都内にある中堅メーカー「東京建電」。

一見するとどこにでもありそうな企業ですが、その内側では熾烈な出世争いと、絶対的な成果主義が支配しています。

物語は、社内でも有名な「ぐうたら社員」が、エリート課長をパワハラで訴えるという、不可解な事件から幕を開けます。

しかし、これは単なる社内トラブルの話ではありません。

この小さな波紋が、やがて会社全体を揺るがす巨大な渦となり、組織に隠された「ある秘密」を暴き出していくことになるのです。

サスペンスとしての質が非常に高く、見ているこちらの予想を次々と裏切っていく展開は圧巻です。

豪華キャストによる濃厚な演技合戦

本作の最大の魅力といっても過言ではないのが、画面から汗が飛び散ってきそうなほどの「顔芸」……いえ、魂のぶつかり合いです。

主演の野村萬斎さんが演じるのは、会議中も居眠りばかりしている万年係長の八角民夫(やすみ・たみお)。

狂言師である野村萬斎さんならではの、独特の節回しと飄々とした立ち振る舞いは、唯一無二の存在感を放っています。

掴みどころがないようでいて、時折見せる鋭い眼光に、観客は一瞬で心を掴まれてしまうでしょう。

そして、彼を取り巻く共演陣もとにかく豪華です。

香川照之さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さんといった、日本の演劇界・映像界を代表する名優たちが勢揃いしています。

彼らが顔を突き合わせ、大声で怒鳴り合い、あるいは静かに腹を探り合うシーンの数々は、まさに演技の格闘技。

その熱量は、画面越しでも火傷しそうなほどです。

池井戸潤原作ならではの痛快な展開

『半沢直樹』や『下町ロケット』でおなじみの池井戸潤さんが原作を手掛けているため、ストーリーの面白さは折り紙付きです。

「正義とは何か」「会社とは誰のためにあるのか」という普遍的なテーマを扱いながらも、決して説教臭くならず、あくまで一級のエンターテインメントとして楽しめるのが特徴です。

組織の理不尽さに押しつぶされそうになりながらも、必死に抗おうとする人々の姿には、働く世代なら誰もが共感し、胸を熱くするはずです。

複雑に絡み合った謎の糸が、一本また一本と解けていくカタルシス。

そして、全ての点がつながった瞬間に訪れる衝撃。ミステリー好きも納得の構成力に唸らされます。

福澤克雄監督が作り出す圧倒的な没入感

監督を務めるのは、TBSの日曜劇場で数々のヒット作を生み出してきた福澤克雄さんです。

俳優の顔を画面いっぱいに映し出す「ドアップ」の多用や、ここぞという場面で流れる重厚な音楽など、福澤監督ならではの演出スタイルが本作でも遺憾なく発揮されています。

この演出スタイルが、登場人物たちの焦りや怒り、恐怖といった感情をダイレクトに観客に伝え、まるで自分もその会議室に同席しているかのような没入感を生み出しています。

2時間という上映時間が、体感ではあっという間に過ぎ去ってしまうことでしょう。

『七つの会議』は今見るべき一作か?

夜の来訪者のあらすじと見どころ

「週末に重い話はちょっと……」と躊躇している方もいるかもしれません。

確かに、扱っているテーマは企業の不正や隠蔽といったシリアスなものですが、本作は見終わった後に不思議な爽快感を残してくれます。

それはきっと、組織という巨大な怪物に立ち向かう個人の強さと、人間としての矜持が描かれているからでしょう。

単なる勧善懲悪では終わらない深みがあり、見終わった後、誰かと感想を語り合いたくなるような作品です。

「居眠りハッカク」の真の姿とは

主人公の八角民夫、通称「ハッカク」は、なぜ仕事もしないで会社に居座り続けているのか。

なぜ、あんなにも飄々としていられるのか。

物語が進むにつれて、彼の過去や、その行動の裏にある真意が少しずつ明らかになっていきます。

ただの怠け者に見えた彼が、実は誰よりも会社のこと、そして人のことを見ている人物であると気づいたとき、あなたの彼に対する評価は180度変わるはずです。

ヒーローらしくないヒーローが、独自の流儀で真実を追求していく姿は痛快そのもの。

彼の「あるセリフ」が、現代社会で戦う私たちの心に深く刺さります。

ドーナツが意味する重要な鍵

映画の中で、印象的なアイテムとして登場するのが「ドーナツ」です。

一見、殺伐とした企業ドラマには不釣り合いな甘いお菓子ですが、実はこれが物語の重要な鍵を握っています。

甘くて美味しいドーナツ。

しかし、その真ん中には空洞があります。

このドーナツが象徴するものは何なのか。

映画を見進める中で、その意味に気づいたとき、きっと背筋がゾクリとする感覚を味わえるはずです。

何気ない小道具一つにも意味を持たせる演出の巧みさにも、ぜひ注目してみてください。

映画『七つの会議』鑑賞のススメ

もしあなたが、Amazonプライム・ビデオで何を見ようか迷っているなら、この『七つの会議』は間違いなく「ハズレなし」の選択肢です。

  • 明日からの仕事にモヤモヤしている人
  • スカッとする逆転劇が見たい人
  • 骨太な人間ドラマに浸りたい人
  • とにかく演技の熱量に圧倒されたい人

これらに一つでも当てはまるなら、今すぐ再生ボタンを押してください。

極上のミステリー体験と、明日を生きるための小さな勇気が、そこには待っています。

物語の結末を知った後でも、もう一度最初から見返したくなる。

そんな奥深さを持った本作。

鑑賞後、あなたはきっと誰かに「ねえ、あの映画見た?」と勧めたくなるはずです。

注意

記事は投稿した当時、amazonプライムビデオで配信されていたものです。
現在配信されているか最新の状況は、必ずamazonプライムビデオサイトにてご確認をお願いします。

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