こんにちは、映画好きのサイト管理人「ポップ」です。
「今日はどの映画を観ようかな」とAmazonプライム・ビデオの画面をスクロールして、気づけば30分経っていた……なんて経験、ありませんか?
特に、上映時間が長めの作品だと「もしハズレだったら時間を無駄にしてしまう」と躊躇してしまう気持ち、痛いほどよく分かります。
今回ご紹介するのは、そんな迷いを吹き飛ばすほどのエネルギーを持った作品、『キリエのうた』です。
岩井俊二監督がメガホンを取り、唯一無二の歌声を持つアーティスト、アイナ・ジ・エンドを主演に迎えた本作。(参照:映画.com 岩井俊二プロフィール・作品情報)
先に言っておきますが、この映画は単なる「音楽映画」ではありません。
観る人の心の奥底にある感情を、理屈抜きで揺さぶってくる“体験”そのものです。
「約3時間って長くない?」と思うかもしれません。
でも、観終わった後には、その長さが必要だったと納得できるはず。
むしろ、この世界観にもっと浸っていたいと感じる人もいるでしょう。
もしあなたが、心を洗い流すような感動や、言葉にできない感情体験を求めているなら、この映画は間違いなく「観る価値あり」です。
それでは、物語の核心には一切触れず、この作品の持つ空気感と魅力をたっぷりとお伝えします。
【作品データ】
- 主演:アイナ・ジ・エンド
- 主な共演者:松村北斗、黒木華、広瀬すず
- 上映時間:約178分
あらすじや作品情報など、正確な情報を記載するように注意しておりますが、何分個人で運営しているため、誤りや見落としがあるかもしれません。(特に上映時間は調べる先で1~2分違うので約〇〇分としています。)記事は、わたし個人の感想からきているものです。あらゆる基準がわたしの主観的な判断のよるものなので、ご了承の上、読んでいただけると幸いです。
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『キリエのうた』が描く魂の音楽体験

この映画を語る上で絶対に外せないのが、その圧倒的な「熱量」です。
静かなシーンでも、画面の向こうからじりじりと伝わってくる体温のようなものがあります。
それは、キャストたちの演技を超えた存在感と、監督が切り取る映像の力が化学反応を起こしているからに他なりません。
アイナ・ジ・エンドの歌声という衝撃
本作の最大の魅力は、なんといっても主人公キリエを演じるアイナ・ジ・エンドの歌声です。
BiSHのメンバーとして活躍していた彼女ですが、スクリーンの中で見せる姿は、アイドルの枠には到底収まりません。
彼女が路上のミュージシャンとして声を絞り出す瞬間、その歌は「聴く」ものではなく、観客の心に直接「突き刺さる」ものへと変わります。
彼女の歌声には、痛み、叫び、祈り、そして希望が混ざり合ったような、言葉では形容しがたい説得力があります。
演技初挑戦とは思えないほど、キリエというキャラクターと彼女自身が一体化しており、「演技をしている」という感覚を忘れさせるほど。
彼女が歌うシーンだけでも、この映画を観る価値は十分にあると断言できます。
岩井俊二監督による唯一無二の映像美
『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』など、数々の名作を世に送り出してきた岩井俊二監督。
彼の作品には、どこか儚くて美しい、独特の映像世界があります。
「岩井美学」とも呼ばれるそのスタイルは、本作でも健在です。
逆光に照らされた埃の舞う空気感、手持ちカメラによる生々しい息遣い、そして冬の冷たさと人の温もりが同居するような色彩。
日本の風景を撮っているはずなのに、どこか異国の寓話を見ているような不思議な感覚に陥ります。
美しいけれど、ただ綺麗なだけではない。
そこには常に、生きることの「痛み」や「切なさ」が内包されています。
映像の一つ一つがポストカードになりそうなほど完成度が高く、視覚的な満足感は非常に高いです。
夜、部屋の明かりを消して、この映像世界にどっぷりと浸る時間は、極上のリラックスタイムになるはずです。
松村北斗や広瀬すずらキャストのアンサンブル
主演のアイナ・ジ・エンドを支える共演陣も、主役級の実力派が揃っています。
SixTONESの松村北斗は、静かながらも複雑な内面を抱えた青年を繊細に演じており、その眼差しの芝居には胸を締め付けられる瞬間が何度もあります。
彼のファンはもちろん、俳優としての彼をまだよく知らない人にとっても、ハッとするような名演を見せてくれます。
また、広瀬すずや黒木華といった日本映画界を代表する女優たちが、物語に深みを与えています。
特に広瀬すずの、これまでのイメージとは少し違った、派手でありながらどこか影のある役どころは必見。
それぞれが抱える「孤独」や「想い」が交錯し、4人の男女の運命が少しずつ重なり合っていく様子は、非常にドラマチックで見応えがあります。
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映画『キリエのうた』を今観るべき理由

「長時間の映画は疲れる」と敬遠してしまうのはもったいない。
なぜなら、この映画は時間の長さを感じさせない工夫と、長いからこそ描ける感情のグラデーションがあるからです。
過去と現在が交錯する重層的な物語
この作品は、一直線に時間が進むわけではありません。
現在と過去、異なる時間軸がパズルのピースのように少しずつ提示され、観客の中で繋がっていく構成になっています。
「あの時のあの表情は、こういう意味だったのか」
「二人の関係には、そんな背景があったのか」
物語が進むにつれて点と点が線になり、全体像が見えてきた時のカタルシスは格別です。
決して難解なミステリーではありませんが、登場人物たちの背景を知るごとに、彼らへの感情移入が深まっていきます。
この構成のおかげで、長尺でも中だるみすることなく、最後まで惹きつけられ続けるのです。
一瞬も見逃せない、心地よい緊張感が持続します。
小林武史が手掛ける心に響く劇中音楽
岩井俊二作品といえば、音楽家・小林武史とのタッグを思い浮かべる方も多いでしょう。
『スワロウテイル』でのYEN TOWN BAND、『リリイ・シュシュのすべて』でのLily Chou-Chouなど、彼らのコラボレーションは常に映画音楽の枠を超えた名曲を生み出してきました。
本作でも、小林武史が手掛ける音楽が映画の心臓部を担っています。
劇中でキリエが歌う楽曲の数々は、メロディが美しいだけでなく、物語の情景やキャラクターの心情そのもの。
映画を観終わった後、すぐにサウンドトラックを検索したくなる……そんな名曲たちが揃っています。
音楽好きなら、この劇伴と歌唱シーンだけでも「時間を無駄にした」とは思わないはずです。
エンドロール後に残る『キリエのうた』の余韻
映画の良し悪しは、観終わった直後の「余韻」で決まると言っても過言ではありません。
その点において、この作品は最高級の余韻を残してくれます。
すべてがハッピーエンドで解決するわけではないかもしれません。
けれど、観終わった後には、冷たい雨の後に雲間から光が差すような、静かで温かい希望が胸に残ります。
「いい映画を観たな」と素直に思える、重厚な読後感。
明日からまた少しだけ頑張ってみようかな、と思わせてくれるエネルギーが、この映画には詰まっています。
もし今、あなたがAmazonプライム・ビデオで何を観ようか迷っているなら、ぜひこの『キリエのうた』を選んでみてください。
飲み物とお菓子を用意して、誰にも邪魔されない環境で、この美しい音楽と映像の旅に出かけることを強くおすすめします。
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