こんにちは、サイト管理人のポップです。
Amazonプライム・ビデオのラインナップを眺めていて、ふと目に留まったタイトルの映画。クジラ?52ヘルツ?
一見してどんなストーリーなのか想像がつかず、「再生ボタンを押すべきか、それとも別のアクション映画にするべきか」と親指を止めて悩んでいませんか?
年間300本以上の映画を観ている私ですが、この作品に出会ったときは、正直「重そうだな」と身構えました。
しかし、結論から言います。
もしあなたが今、少しでも「誰かに話を聞いてほしい」「言葉にできない寂しさがある」と感じたことがあるなら、この映画は間違いなく、あなたのための2時間になります。
この記事では、映画の核心や結末といったネタバレは一切なしで、この作品が持つ独特の空気感や、観るべき理由を徹底的に解説します。
「ハズレを引きたくない」というあなたの時間、私に預けてください。
【作品データ】
- 主演:杉咲花
- 主な共演:志尊淳、宮沢氷魚、小野花梨
- 上映時間:約135分
あらすじや作品情報など、正確な情報を記載するように注意しておりますが、何分個人で運営しているため、誤りや見落としがあるかもしれません。(特に上映時間は調べる先で1~2分違うので約〇〇分としています。)記事は、わたし個人の感想からきているものです。あらゆる基準がわたしの主観的な判断のよるものなので、ご了承の上、読んでいただけると幸いです。
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『52ヘルツのクジラたち』の評価と見るべき理由

Amazonプライム・ビデオで配信されている数あるヒューマンドラマの中で、なぜ今この作品を選ぶべきなのか。
その理由は、単なる「感動」という言葉では片付けられない、圧倒的な熱量にあります。
本屋大賞受賞の原作が持つ圧倒的なパワー
まず触れておきたいのが、この物語の骨格です。
原作は、2021年の本屋大賞を受賞した町田そのこ氏の同名小説です。
町田そのこの作品はこちらで確認できます。
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本屋大賞といえば、全国の書店員さんが「一番売りたい本」を選ぶ賞であり、エンターテインメント性と文学性のバランスが優れた作品が多いのが特徴です。
「52ヘルツのクジラ」とは、他のクジラとは異なる高い周波数で鳴くため、仲間とコミュニケーションがとれない、世界で一番孤独なクジラのこと。
この切実なメタファー(隠喩)を軸に、誰にも声が届かない孤独を抱えた人々の魂が交錯する様は、原作の時点で多くの読者の涙を誘いました。
映画版でもその「言葉にならない叫び」というテーマは健在です。
原作ファンの方も安心してください。
小説が持つ繊細な心理描写を、映像という別のアプローチで丁寧にすくい上げています。
「原作未読だけど大丈夫?」という方も問題ありません。
むしろ、予備知識ゼロで飛び込むことで、登場人物たちが抱える閉塞感と、そこからの解放をよりリアルに追体験できるかもしれません。
杉咲花と志尊淳が見せる魂の演技
この映画を語る上で外せないのが、キャスト陣の凄まじい演技力です。
特に主演の杉咲花さんと、共演の志尊淳さんの存在感は、画面越しに痛みが伝わってくるほどです。
杉咲花さんといえば、連続テレビ小説『おちょやん』や映画『市子』などで見せた、小柄な身体からは想像もつかないエネルギーの放出が魅力の女優さんです。
本作でも、過去に傷を負い、海辺の街でひっそりと暮らす主人公を演じていますが、その「目の演技」に注目してください。
セリフがないシーンでも、彼女が何を耐え、何を諦めようとしているのかが痛いほど伝わってきます。
そして、志尊淳さん。
彼が演じる役柄については、その背景を含めて詳細を語ると楽しみが減ってしまうので伏せますが、これまでの爽やかなイメージを覆すような、非常に難易度の高い役に挑んでいます。
二人の演技がぶつかり合うシーンは、演技であることを忘れさせるほどのリアリティがあり、観ているこちらの呼吸が浅くなるような緊張感が漂います。
成島出監督が描く映像と音の世界観
監督を務めたのは、『八日目の蝉』や『銀河鉄道の父』で知られる名匠・成島出監督です。
成島出監督作 『銀河鉄道の父』(主演:役所広司)のネタばれナシ感想はこちら
成島監督は、社会の片隅で生きる人々の葛藤や、血の繋がりに縛られない人間関係を描くことに定評があります。
本作でも、その手腕はいかんなく発揮されています。
特に印象的なのは「海」の描写です。
美しく穏やかに見える海が、時として冷たく、そして全てを包み込む優しさも見せる。
その映像美は、Amazonプライム・ビデオの高画質環境で観ると、より一層没入感を高めてくれるでしょう。
波の音、風の音、そしてクジラの鳴き声。
環境音が巧みに使われており、静かなシーンほど、登場人物の鼓動が聞こえてきそうな演出が施されています。
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映画『52ヘルツのクジラたち』で得られる感情体験

では、この映画を観終わった後、あなたの心には何が残るのでしょうか。
「2時間を使って観る価値」は、まさにこの「読後感」ならぬ「視聴後感」にあります。
届かない声が聞こえた瞬間のカタルシス
この映画は、決して明るく楽しいだけの物語ではありません。
正直に言えば、序盤から中盤にかけては、胸が締め付けられるような辛い描写や、理不尽な現実が描かれることもあります。
サスペンスやミステリーのように「謎が解けてスッキリ!」という種類のエンターテインメントとは少し異なります。
しかし、だからこそ、「届かないと思っていた声」が誰かに届いた瞬間のカタルシス(精神の浄化作用)は、他の作品では味わえない強度を持っています。
誰にも理解されない孤独を知っている人同士だからこそ共有できる、言葉を超えた絆。それがスクリーン上で結ばれるとき、観客である私たちの心に溜まっていた澱のようなものも、一緒に洗い流されるような感覚を覚えるはずです。
見終わった後に残る静かな希望
重厚なテーマを扱っていますが、見終わった後に残るのは絶望ではありません。
むしろ、深海から水面へと浮上し、久しぶりに新鮮な空気を吸い込んだときのような、静かで力強い「希望」です。
「明日から世界がバラ色になる」といった安易なハッピーエンドではないかもしれません。
ですが、「もう少しだけ生きてみようかな」「誰かの声に耳を澄ませてみようかな」と思えるような、じんわりとした温かさが胸に残ります。
派手なアクション映画を見た後の高揚感とは違う、心の深い部分に栄養が行き渡るような満足感。これこそが、本作最大の魅力だといえます。
『52ヘルツのクジラたち』はこんな人におすすめ
最後に、私が思う「この映画と相性が良い人」をまとめておきます。
- 人間ドラマに浸りたい人:派手な展開よりも、心の機微をじっくり味わいたい方。
- 現状に閉塞感を感じている人:自分なんて誰も見ていない、と感じてしまう夜に。
- 演技合戦を堪能したい人:実力派俳優たちの本気を見たい方。
Amazonプライム・ビデオでの映画選び、もし迷っているなら、今夜はこの『52ヘルツのクジラたち』を再生リストに加えてみてはいかがでしょうか。
誰にも届かない声を上げている52ヘルツのクジラは、もしかすると、かつてのあなた自身かもしれません。
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記事は投稿した当時、amazonプライムビデオで配信されていたものです。
現在配信されているか最新の状況は、必ずamazonプライムビデオサイトにてご確認をお願いします。


